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Q-1住宅 / 有限会社 カトウ工務店

地元に根差して40年。高断熱住宅Q-1.0住宅(キューワン住宅)の設計、施工。 翌朝も暖かな家づくりをしています。

これはどうなのだろうというお仕事。

ご依頼いただくお仕事の中で、他社施工の改修や相談というのがあります。
具体的な内容は書けない事も多いですが、なんとなく感じてください。

 ホームセンターのリフォーム窓口で洗面脱衣室のリフォーム工事。
洗面台を入替、床のクッションフロアシート貼替、壁紙貼替。

 施工時に浴室出入口付近の下地合板が腐朽していることが判明。
通常なら工事を止めるか、床下地まで手を入れるかを考えるのですが、そのままクッションフロアを張り込んでしまった案件の改修を行ったことがあります。
実に工事から1週間後。
 現場の職人に工事内容を変更する権限がないからこういう事になったのだろうと思います。
これについてはもう数年前の話なので、現在は何かしらの対策が取られていると思います。


 ほぼまるまるリフォームなのに、耐震補強も断熱改修の提案も改修も行わなかった案件。
担当者に耐震と断熱の事は、『見ておいてくれ』と伝えたそうですが、竣工後そのことを追求すると『聞いていない』と言われたそうです。
断熱材で言うと30年前位に当たり前に行われていたダメな施工でした。
築40年を超えた旧耐震の案件ですが、耐震補強と断熱改修の提案をしても良かったんじゃないかと思う工事内容でした。


 飛び込みの業者に修理を依頼したら、本来そこには使わない(使えない)材料で工事をされた案件。
目の当たりにして信じられなかったですね。2年持つかどうかですし、周辺に影響を与えそうな内容でした。
これについては、明らかにいい加減な仕事というかまともじゃありませんでした。
施工業者に連絡してみたいところですね。存在していないかもしれませんが。


 お医者や調剤薬局の様に、工務店はかかりつけにならないとやっぱりいけないなと思うのでした。
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給湯管。

現在の給水・給湯配管というと架橋ポリ管で行われることが主流となりましたが、それ以前は銅管が使われていました。
その銅管の前は、鉄管でしょうか。その時代は、ちょっと知りませんw。


 さて、いつも思うのですが弊社にご依頼いただく仕事で、修理等は全く関係のない別のところから同時期に複数出る事が良くあります。

 昨年末に、漏水が2件ありました。

 一つは脱衣場の2階へのパイプスペースの足元からの漏水。
もう一つは1階トイレの照明の配線穴からの漏水。

 結果を言うと両方ともに、銅管の給湯配管からの漏水でした。
配管の漏水というと、エルボとかチーズなどの継手での漏水と思われるでしょうが、実際は直管部で発生します。

 銅管は被覆材があるのでどこに穴が開いたかは分かりません。
被覆が剥がれている継手付近に出てきて漏水が判明しますが、継手から先のどこに穴があるのかは分からないのです。
ですから、今後の事も考えて出来る限りの範囲の銅配管を架橋ポリ管に換装して修理を終えます。

 一昨年でしたか、自宅でも銅管に穴が開きました。
洗濯機の水栓への配管でしたが、洗濯にお湯を使う事が殆どなかったので、そちらの配管を廃止して対処しました。
和室を改修したので、荒床の上に配管が通っているので下からではどうにもならなかったので、配管の交換は出来ませんでしたから、いずれ他で漏水が発生してしまうかもしれません。


 銅管はたしか、錆びないから半永久的に使えるというような事が言われていた記憶があるのですが、どうだったでしょうか。

 現在主流の架橋ポリ管は果たしてどうなのでしょうか。

R5_11の耐震診断。

耐震診断に行ってきました。
鴻巣市の補助金対応案件なので、旧耐震基準のお宅です。

 今回は耐力壁(筋交い)の位置を示す図面の提供がなかったため、しっかりと見てこなければなりません。

 事前に診断用の図面を作ります。

 いただいた平面図のコピーを取ってそれに記入していく方法もあるでしょうが、もともと情報が記入されていたりして見づらくなってしまうので、診断用の調査では専用の図面を作ります。

基礎伏図や小屋伏図などの6枚と、提供していただいた平面図及び立面図のコピーを用意して当日に臨みます。

 潜りながら記入していくので、A4サイズに1面ずつ。

 今回の物件は、全体的に丁寧なつくりなのだと感じました。
和室の天井も野縁だけでなくて野縁受があったので乗ることが出来ましたし、筋交いの取り合いも手間がかかっていました。
雲筋違もたくさん入っていましたし。
火打ち梁が鋼製で、しかも今もありますがオメガという公庫のZ金物(当時あったのかは不明)よりも大仰な製品が奢られていました。

 意識の高い大工の仕事だなと感じます。

一部屋断熱。

11月に入っても夏日って、ことしは夏日の日数が多いですね。
『四季』ではなくて『二季』になるー、なんてことを言う人もいます。

 春と秋は、温熱環境的には中間期と言われていて、冷暖房が必要ない期間に当たります。
この二つの季節がなくなってしまうと、一年中冷暖房が必要になるという事になってしまいます。

 そうなると、光熱費が心配になってきます。

かといって、夏にエアコンを使わないことは熱中症の危険性が高まりますし、冬の暖房を我慢する事は様々な影響が体に起こります。


 我慢することなく光熱費を節約できるような住まいにするには、やはり断熱改修です。


『子供たちは外に自分の家を持っていて、この家には誰も入らないから、最低限だけやってそんなにお金を掛けたくない。』


 であれば、まずはリビングや寝室から断熱改修をしてみませんか。

 裸になる浴室や脱衣室も、ヒートショックを考えると重要ですが、多くの時間を過ごす部屋と、寝る部屋は、やはりとても重要ですから。


 一日を通して気温が下がるのは、夜明け直前です。
この時間帯は、大抵の場合は暖房を止めてあるでしょうから、就寝前の気温を如何に保温出来るかが重要になります。


 保温するには断熱改修です。


 2018年にWHOが、冬季の住宅の室温を『18度以上』にするべきと勧告しました。
かといって、就寝中も暖房をガンガンに行えば18度以上を達成できるでしょうが、光熱費もかかりますし、環境の事を鑑みてもお勧めできません。

新築住宅でも暖房を止めて、翌朝18度以上の室温という事を謳っているメーカーはありますが、まだまだ少ないです。

出来なくはないですが、そこまで需要が盛り上がっていないのでコストもかかるという事でしょうか。


 既設の住宅にそのレベルの性能を求めるとすると、一度骨組みまでにしてから仕上直さなければなりません。

 そこまでは求めていないけども、もう少し快適に生活したいということでしたら、1部屋、2部屋の断熱改修はいかがでしょうか。

 18度以上とはいかなくとも、今より室温を上げられれば、コレステロール値、心電図の異常、高血圧、夜間頻尿、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの症状が改善が期待できることが分かってきています。


 暖かな部屋で、健康に暮らしてみませんか?


 また、断熱改修は暖房性能を上げるだけではありません。 夏の冷房期間にも効果はあります。 光熱費を気にしてエアコン使用を控えることなく生活する事が出来るようになります。


 涼しい部屋で、健康に暮らしてみませんか?

CO2の貯留。

国内で排出されたCO2を貯留するのって、本当に考えられていたのですね。


 一般家庭や走行中の自動車か排出されるCO2を回収するのは効率悪そうですが、工場や発電所であれば、それほど難しくなさそうです。


 CO2の貯留は深海という話を見かけたことがありますが、今回は地中貯留。
場所はマレーシアとのことです。


 実際に貯留できるようになるのはまだまだ先のようですが、協力する事の覚書が取り交わされたようです。


 貯留だけでなく、日本から越境しての輸送についても協議しなければなりません。



 回収しづらい場面では、排出量を減らす、排出場所を集約するという事が進んでいくでしょうか。

 回収しやすい所は、回収する設備の設置義務化ですね。

 石油ストーブなどではCO2回収装置が付加されて、集めたCO2は自治体の回収ステーションに出すなんて時代が来るのでしょうか。

 それとも、各家庭にCO2貯留タンクの設置が進むとか。

プロフィール

埼玉県鴻巣市で創業40年。 地域に根差し、お客様にとって最適な工事を提供出来るよう心掛けています。

HN:
加藤茂貴
性別:
男性
趣味:
コンガ、ジャンベ等パーカッション演奏
自己紹介:
会社名称:
 有限会社 カトウ工務店
 (1級建築士事務所併設)
所在:
 埼玉県鴻巣市松原1-20-10
tel/fax:
 048-541-1014 / 541-1017

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