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Q-1住宅 / 有限会社 カトウ工務店

地元に根差して40年。高断熱住宅Q-1.0住宅(キューワン住宅)の設計、施工。 翌朝も暖かな家づくりをしています。

検査。画像投稿の練習

昨年の2月に受けた健康診断の結果、便潜血が見られE判定を頂きました。
便潜血でE判定をいただくと即大腸スコープだそうです。
再度検便で済ます訳にはいかないそうです。
精密な検査を受けなければなと思いつつも、とても忙しくなってしまい、僅かに頭の片隅に引っかかってはいたのですが、それどころでは無くなってしまい放ってしまいました。

 しかし10月になって状況が一変し、翌年1月中にE判定を覆す必要が出てきてしまい、急いで近所の胃腸科に赴くも秋の健診が終わったばかりで検査が大変混み合っており、検査を行えるのは翌年3月と言われてしまいます。
どこの医療機関でも恐らく2〜3ヶ月待ちだとも。
僅かな希望を胸に、近隣の総合病院に電話で検査の予約を取る為の診察の予約を12月に入れました。
その時点(11月)で検査が出来るのが1月中旬という事でしたから近所の胃腸科よりは早く出来そうですが、診察が1月以上先では1月中の検査は到底無理だろうと諦めていました。

 そんな訳で開き直って、焦る必要もなく気持ち的に余裕を持ちつつ12月20日に総合病院付属のクリニックに診察に出向き、検査の予定を聞くと「来週出来ますよ」とか。

 バカな。
電話で確認した時よりも早まっているじゃないか、一月以上も経つのに予約が伸びるどころか縮まるなんて完全に諦めていたのに間に合うじゃないかと、このお医者大丈夫か?そう叫びたい衝動を抑えつつ、流石に年の瀬、翌週に検査を受ける余裕など無く年明けにして欲しいと告げると、1月7日とか。
それでも想定より充分に早いし、間に合う。
 お正月休みを長く取ればいいかということで、平静を装いつつそこで受ける事としました。

 大腸スコープは初めてですが、前日から準備が始まり2日掛かり。
1日目は病院へは行きませんが、食事制限が課され保険適用外のレトルト食品を朝昼と食べます。
グリコの製品でしたが、これは性別や年齢の違いは関係なくこの量なのでしょうか。
私には少な過ぎる量でした。
夜は絶食し小さなボトルに入った下剤を、コップの水に混ぜて飲みます。

夜中にトイレに起きました。

 翌日はこの腸内洗浄剤をa液とb液を混ぜたり水を入れて作り、15分単位のスケジュールに従い飲みます。
診察の時の説明ではが少々飲みづらいと聞かされていましたが、確かに少し酸味があって想像していた味とは異なり抵抗はありますが、何かに似ているなと思って考えていたら、ふと、一銚で飲んだ男梅サワーに似ているなと。
男梅のドリンクと思ったらそれ程嫌な味には感じなくなりました。

 余談ですが、一銚には男梅サワーと梅サワーがあって、そんなに味が違うものかと飲み比べてみると全然違う。
全然違う味なのですが、どちらも梅の味だと認識できる事が不思議だなと感じたのを覚えています。
男梅の方は作られたというか、駄菓子の梅味なんですよね。
だからきっと梅味の駄菓子を食べた事が無い人は、梅味とは思わないかもしれません。
動でも良い話ですが。

 飲み始めて1時間が経過した頃から、便意に襲われます。
トイレに住み着こうかと思うくらい頻繁に。
そうして排泄されるのは液体ばかりとなり、その液体もどんどん色が薄れて事前に渡されていたカラーチャート通りに変化していきます。

 頻繁に襲う便意の苦しみからは、洗浄剤を全て飲み終えてしばらくして解放され、あとは水を飲みながら検査の時を待ちます。

 検査の時間間近に病院へ車を運転して行き、検査服に着替え腸の動きを鈍くさせる薬?の点滴を受けながら、看護師さんなのか麻酔医さんに、麻酔を使うかどうかの最終確認をされましたが、車で来たのだから何も無ければ車で帰りたいので要らないと伝えました。

「痩せてもいないから、すんなり入るとは思うけど…」

なんて事を言われて、太っていた方が入りやすいのはなぜだろう、痩せている=筋肉質で締りが良いのかな?太っていると緩いのか?なんてことを考えつつ、初めてなのだから自分はすんなり入るのか、どれくらい痛いかどうかも分からず、また、凄く痛くて二度とやりたくないと言う人の話も聞いていましたので、判断に迷うところでしたがそもそも車で帰らないと行けないので麻酔は辞めておきました。

 そうして自分の番が来て検査室に通され、言われるままにベッドに横になりちょうど腰の前、床から1m30cmくらいに有るモニタを眺めながら検査を受ける事としました。

 ローションをたっぷり使い、スコープは侵入してきます。
赤い内部を行ったり来たりしながら進んで行きます。

ん?進んで来ますですね。

その様子がモニタに映し出されます。
痛みはなく、違和感もそれ程なく、ただ大腸を膨らませるのでお腹が張るのが辛いだけでした。
 初めて見る自分の大腸は…まぁ、TVで見た誰かのと同じ感じだなと。

 検査の取り敢えずの結果としては、幸いガンもポリープもありませんでしたが、内壁に点々と赤くなっている部分があったので、小学校の電気回路の実験で使ったクリップの先のようなギザギザしたハサミを入れ、これを開いて患部に押し付け組織を千切り取ると言うことを2カ所で行いました。
千切られる時に、抑える事も出来ないのに凄く痛かったらどうしようかと思いましたが、血が出ていても特に痛みも無かったのでやはり、誰かの大腸をテレビで見ていた時と変わらないなと。
採取した組織を検査するので、その日はそのまま帰り、結果を聞きに行くのが1月25日です。

 ギリギリ1月中に、ケリが付きそうです。
組織の検査の結果が少し怖いですが。
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床の修繕。2

途中で投稿してしまいました。
スマホからの長文は難しいです。

 ピアノを置くので補強されている場所は元の浴室で、一部土間の上になっています。

 前回の改修の時に古い根太や大引はそのままで付け足して施工したようで、ごちゃごちゃしていますので取れるものは取り払いました。
床の高さも1cm程度の差が出ていましたし、部屋の中央が高くなっていましたから水平に直す事になっていましたので。

 全体的に床の強度を元のピアノ下くらいにしたいと言う要望でしたので、大引を2尺(60cm)間隔で入れ、根太を75寸(15cm)間隔でおき、捨て張り合板+下地合板としました。
仕上げはパンチングカーペットとし、ソフト幅木で納めました。

 引き渡しから1ヶ月。

 部屋が臭いという電話が。
鳥籠のワラのような臭いと言います。
頭の中であれやこれやと現場を思い出しながら原因を探りつつ現場へ急ぎます。

 「臭いとなると内装材の接着剤か、合板の匂いか。しかし、合板ならばカーペットは合板を施工した翌日だからその日の夜に気になるはずだが、木の香りがいいと言っていたから考え辛い。内装材のとなると幅木の接着剤か。しかし、鳥籠のワラの匂いとなると違う気がする。
他に匂いが上がるとしたら壁と床下地の間の隙間。床板を全て剥がして高さ調整をしたから隙間が大きいところが確かにあった。そこから床下の匂いが気圧差で吸い込まれているのでは?」

 そんなことを考えて現場に入ると換気しているせいか、言われなければ気付かない程度ですが、確かに鳥籠のワラのような、覚えのある臭いを感じました。
乾燥した床下の匂い、ホコリっぽい匂いがしていました。

 施工時に隙間は確かに気になり、コーキングか気密テープで処理するか迷ったのですが、窓もなく換気扇も無い無断熱の部屋の気密を上げてしまって良いものだろうかと考えてしまったのでした。
また、パンチングカーペットを施工してからソフト幅木を付けますからある程度の気密は確保できるのではと期待していたのも確かです。
 防音室目的なので、気密は必要なのですからそれに従えば良かったのでした。
考えすぎました。

 と言うことで、ソフト幅木を剥がして隙間をコーキング剤をたっぷりと充填します。
充填が最後に近づくと隙間が少なくなることから、隙間風が強くなり、1周し終わると同時に隙間風が止まり、空気の流れが止まります。
これで大丈夫だろうとソフト幅木を再び取り付けて完成です。

 やはり、気密は確実に取ろうと再認識した現場でした。

床の修繕。

 昨年末に防音対策を施した部屋の床がペコペコしているので直すことになりました。
部屋の半分(ピアノを置くために強化してあるらしい)はしっかりしていますが、残り半分はかなり凹みます。
床がペコペコするとか、凹みとかという症状の場合は合板製の床板に多く見られます。
合板は薄い板を繊維が直角になるように奇数枚接着剤で貼り合わせた物ですが、床下の湿気や結露の影響によってそれぞれの薄い板が伸び縮みを繰り返すうちに接着剤が切れて1枚だった合板が奇数枚の薄い板が重なっているだけになり柔らかくてなってしまう事で起こります。
その場合、床板を支える根太(ねだ)は健全であることが多く、約30cm間隔で線状に硬い部分がある事で見分けます。

 しかし今回は30cmなんてものではなく、全体に下がる状態でした。
この言った場合には、根太、若しくはその下で根太を支える大引(おおびき)か壁際であれば根太掛け(ねだがけ)、大引を受ける床束(ゆかつか)のどこかで不具合が発生しています。
その多くはシロアリ被害か、木材に欠陥があって折れてしまったのどちらかです。

 はたして今回は根太の不具合でした。
最近の木材ではあまり見掛けないですが、一部に樹皮が付いている断面が扇型のものが使われており、この樹皮の裏に虫が入り込み樹皮が剥がれて強度が落ちたと言ったところです。
古い住宅だとあちこちにこう言った材料が使われていましたが、今では一切見なくなりました。
こう言った材料の癖を見抜いてそれこそ適材適所に使うのが大工でしたが、そう言った技術も失われてしまったようですね。

 愚痴っぽくなりました。
すみません。

 で、このお宅は築60年を越える2階建木造店舗に台所と浴室を平屋で増築したものです。
その増築した部分を防音施工したのが今回の現場。
床下を覗くと水廻りの痕跡が見て取れます。
ここが台所でこっちが浴室で…。



スマホからの投稿テスト。

 しばらく更新が滞ってしまい、申し訳ありません。
昨年10月にセキュリティーを強化するサービスを導入したところ、このブログの投稿ができなくなってしまい、どうにかしようと思いつつ、年を越し1月も末が近づいてきました。
今月中には改善する予定ですが、取り敢えず(今更ですが)スマホから投稿する設定をしましたので、動作確認を合わせて投稿しています。

プロフィール

埼玉県鴻巣市で創業40年。 地域に根差し、お客様にとって最適な工事を提供出来るよう心掛けています。

HN:
加藤茂貴
性別:
男性
趣味:
コンガ、ジャンベ等パーカッション演奏
自己紹介:
会社名称:
 有限会社 カトウ工務店
 (1級建築士事務所併設)
所在:
 埼玉県鴻巣市松原1-20-10
tel/fax:
 048-541-1014 / 541-1017

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