耐震診断に行ってきました。
鴻巣市の補助金対応案件なので、旧耐震基準のお宅です。
今回は耐力壁(筋交い)の位置を示す図面の提供がなかったため、しっかりと見てこなければなりません。
事前に診断用の図面を作ります。
いただいた平面図のコピーを取ってそれに記入していく方法もあるでしょうが、もともと情報が記入されていたりして見づらくなってしまうので、診断用の調査では専用の図面を作ります。
基礎伏図や小屋伏図などの6枚と、提供していただいた平面図及び立面図のコピーを用意して当日に臨みます。
潜りながら記入していくので、A4サイズに1面ずつ。
今回の物件は、全体的に丁寧なつくりなのだと感じました。
和室の天井も野縁だけでなくて野縁受があったので乗ることが出来ましたし、筋交いの取り合いも手間がかかっていました。
雲筋違もたくさん入っていましたし。
火打ち梁が鋼製で、しかも今もありますがオメガという公庫のZ金物(当時あったのかは不明)よりも大仰な製品が奢られていました。
意識の高い大工の仕事だなと感じます。