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Q-1住宅 / 有限会社 カトウ工務店

地元に根差して40年。高断熱住宅Q-1.0住宅(キューワン住宅)の設計、施工。 翌朝も暖かな家づくりをしています。

主夫活動。

この頃、朝食や弁当を作る事をしています。
もう2カ月が経とうとしています

 今まで料理というものを殆んどしたことが無いので、キッチンの使い勝手というものは正直の所分かっていなかったのですが、実際に始めて見ると色々な事が見えてきます。

 フライパンや鍋、フライ返しやお玉、調味料、まな板と包丁等々、多くの道具や消耗品を使うキッチンで、どこに何を仕舞うかという事を考えていくと、楽しいなと。
如何に効率よく作業して無駄をなくしていくというのは、パズルのようです。

 散々、皆様にお薦めしてきましたが、スライドタイプの使い易さを実感しています。
開き戸では出し入れが困難なので、ストック中心の収納になっていたでしょうが、スライドタイプは普段使う調味料や調理器具をすぐ取り出せるので、表に出しておく物が減るのですね。
いままで収納力が魅力と言っていましたが、それだけじゃないのですね。
調理自体、楽に行えるようになります。
何か、テキパキと作業しているような気になります(w
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年度末のキッチンリフォーム。

 年度末に急に決まったキッチンリフォーム。
着工日はキッチンの納期によって決まりました。

 今回もクリナップのラクエラ、I型2550です。
もともとはこちら側の巾いっぱい、3mを超える間口の流し台が設置されていました。
しかし、冷蔵庫の居場所が無く、掃出し窓を半分塞ぐ形で置かれて使っていましたし、3mを超える流し台は必要ないでしょう。
出窓が一部使えなくなりますが流し台の巾を2550か、2700にして冷蔵庫を置く場所を作りませんかと提案させていただきました。

 扉色は『カフェタイルローズ』です。
壁に貼ったアイカのセラールも、同系色とし、室内の壁紙はホワイトにして廻り縁も白いものを採用しました。
清潔な感じで、プリンセスな感じだなと思います。

 セラールは、今回も出窓内まで貼りこみました。
造作で窓の木部が見えていると、新しくなった感じが半減なので清掃性も良いことから、貼ってしまう事が多いです。

 換気扇と吊戸棚の下端がずれているのは、排気効率を考えての事です。
下端を揃えても良かったのですが、ワークトップ上端から吊戸棚下端で約1mとなり、少々離れ過ぎかなという感じですので、少し下げました。
消防関連では、80cm以上離すという規定だけなので問題はないのですが、将来、IHクッキングヒーターを採用するなんて事になると、上昇気流がガスに比べて弱く、1mは離れ過ぎなので。

 吊戸棚は天井直付けで施工したので、換気扇の上にだけ隙間が出来ます。
扉色の天井フィラーではおかしいかなと思い、換気扇本体に近い色で幕板を処理しました。
違和感なく出来たと思います。

 冷蔵庫の上に吊戸棚を付けるか付けないかというのは、いつも悩むところです。
冷蔵庫の奥行きが大きいので、通常の吊戸を付けても、細かいものを入れて使う事は出来ないと思っています。
冷蔵庫の上用の吊戸棚もあると思いますが、これは吊戸棚自体の奥行きがあり過ぎて、押入の天袋の様に取出しづらい収納で、使われることはないだろうなと思っています。
見た目、少し気になりますが、将来的には2mを超える冷蔵庫が普及するという事にしておいてはいかがでしょうか。
若しくは、冷蔵庫の上は、吊戸棚と壁に突っ張らせて飾り棚を付けるとか、冷蔵庫の上を工夫して大きめの物を乗せるという事で。対応していただきたいと思います。

 弊社はシステムキッチンを、メーカーの責任施工前提の商品でない場合は、弊社で組み立てます。
そうする事で、周りとの取り合い部分の処理が緻密に一体的に、綺麗に出来るのが自慢です。

アプローチの手すり。③


 アプローチてすりです。
このお宅では、階段の袖壁(コンクリートブロック)に支柱を2本、タイルに1本という構成でした。
 予想では、袖壁の穴の方が手間がかかると思っていましたが、タイル床の方に時間を取られました。
タイルは100角なので、1枚を剥がしホールソーで穴を開け、砕石と土を掘り出せば終わるはずが、玉石の下にコンクリートブロックのかなり大きなガラがあり、ホールソーで開けようにも固定されていないので穴が開かず、ハンマーでつついて割ろうとしても割れずという感じです。
最終的には、そのガラも含めて柱の固定に役立ってもらうという解釈で施工しました。
隣の柱も近いので問題にはならないだろうという事と、表層部のコンクリート土間部分はこういったタイル下地にしては十分な厚みがありましたので。

 手すりの曲り部分が、段鼻でない為、傾斜部分と水平部分で床からの高さが違ってしまいますが、お客様に確認していただきながら施工しました。
 
 このメーカーの手すりは、柱も笠木も長尺のパイプから切り出す為、無駄が少なく、こういった柱の長さが異なる場合も便利に使えます。

 手前の手すりの端部にはエンドエルボを使いました。
これは、階段の始まりの段鼻よりも柱が奥に入ってしまう為、通常の柱と手すりを連結する部材(今回はタイル床に建っている柱の上部)を使うと手すりが遠くなってしまう為です。

【日記】トイレを高断熱化するリフォーム。8日目。

8日目の今日は、便器の取付となります。
着工から、8日目にしてやっとおトイレを使える状態になります。

 木工事はおやすみです。



 採用した便器は、LIXIL アメージュZ便器 + KB
手洗器は、同じくLIXIL コフレルワイド

 良い感じです。

 シャワートイレをシート型にするのは、故障した時に最小限(この場合は、シャワートイレ。つまり便座部分)の交換で済むからです。
シャワートイレ一体型はお掃除など、日ごろのお手入れが楽で清潔に保ちやすい反面、機械部分がタンクと一体化してしまっているので、故障した場合に修理対応になります。
それでも交換部品が手に入る場合は良いですが、故障するのは大抵、設置から時間が経過していますから、交換部品が手に入らずに、便器を含めて全部を交換なんて事もあると思われます。
 LIXILでは【100年便器】と謳っているのに、100年を待たずに交換しなければならないケースも出てくる筈です。
 そういった事を考えて、設置コストも将来の修理・交換コストも安価に住むだろうシートタイプのシャワートイレをお薦めしています。

 なにせ、ホームセンターのプライベートブランドの物などお安く手に入る商品も出ていますし、交換するのは割と簡単に出来ますので。

【日記】トイレを高断熱化するリフォーム。7日目。

7日目です。

 再びの雨です。

 今日は、壁を仕上げて枠を取り付けていきます。
枠は、先に入れる事も多いのですが思うところあり、後付けとしました。

 サッシと木部の取り合いは、気密テープで気密処理を行っておきます。
壁は天井と同じ、桧の羽目板を施工していきます。

 入隅はどうしようかなと思いながら、突き付けで仕上げていきました。
一枚一枚削り付けるので、時間ばかりが過ぎていきます。

 入隅の羽目板の目地から、なにもしないと隙間風が入ってきますが気密処理をしているのでそういった事はありません。


 7日目は、壁を張上げ、枠を取り付けて終了です。

プロフィール

埼玉県鴻巣市で創業40年。 地域に根差し、お客様にとって最適な工事を提供出来るよう心掛けています。

HN:
加藤茂貴
性別:
男性
趣味:
コンガ、ジャンベ等パーカッション演奏
自己紹介:
会社名称:
 有限会社 カトウ工務店
 (1級建築士事務所併設)
所在:
 埼玉県鴻巣市松原1-20-10
tel/fax:
 048-541-1014 / 541-1017

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