スーパーGTプラスという番組を見る機会が多くあります。
GT300、GT500がシーズンオフの現在は新車の試乗リポートや、車にまつわるイベント(カスタマイズ等)のリポート等放送されます。
先日は、純粋なガソリン車以外の車の燃費(コスト)は果たして良いのか、悪いのかという内容でした。
登場する車は、
①燃料電池 トヨタ ミライ
②ディーゼル メルセデス・ベンツ E220アバンギャルドスポーツ
③PHV アウディ A3スポーツバック e-tron
④電気 BMW i3
なかなか興味深い企画でした。
車格など様々なのでエネルギー効率を単純比較はできませんし、省エネを意識した番組ではなく、あくまでも車好き向けの番組なので各車両の操縦性や、トランクにゴルフバックがいくつ入るのかといった事も話題になっています。
燃費の比較方法ですが、箱根から都内まで走行し、それぞれの100km当たりの燃料代で比較しました。
結果は、電気自動車(¥250)がダントツに安く、それにディーゼル(¥707)が続き、燃料電池(¥1,492)、PHV(¥1,489)となりました。
電気はコストは安いですが、走行距離が短いのがネックです。普段の足として近場を移動するには良いですね。
ディーゼルは、まぁ、今までのコストの安い方式という事で入れたようですし、以前のイメージがどれだけ払拭され乗用車として実用的か?という事も確認したかったようです。
しかし、確立されている方式はやっぱり安いですね。
PHVについては、今回の対象車両がハイオク仕様であったのと、山道での検証で最初EV走行した為にバッテリー残量があっという間に底をついてしまった結果。
つい先日トヨタが満を持して発売を開始したプリウスPHVだともう少し良い結果になったのかもしれません。
で、燃料電池のミライですが、水素の販売する単位はkgなんですね、ミライは約5kg充填できるそうです。
単価は、¥1,080/kg。206km走行して2.85kg充填(消費)しましたから、満タンで360km程度走れそうです。
まだまだ、市販されている燃料電池車はミライだけですから、コストの高さは否めません。
水素ステーション自体も数が少ないですし。
今後、水素によって自動車のみならず、住宅や社会がどうなっていくか注目したいところです。