2階建ての住宅のベランダが、1階の屋根の上にアルミ製で作られている現場でした。
1階の屋根の周りはパラペット(立ち上がり)があって、パラペットに沿って箱樋があります。
近くに神社があり大きな木が生えている森があり、秋になると落ち葉が多く飛んできます。
箱樋の中にも落ち葉が積もるので、以前、脚立を立てて手すりを乗り越えようとした時に、脚立が倒れ、骨折したしまったそうです。
掃除を業者に頼むのは簡単ですが、1階の屋根はパラペットもあり、屋根に対してベランダは一回り小さいので屋根に出れれば、比較的安全に作業が出来る状況でした。
そこで、アルミの手すりを一部開口して、出入りが出来るようにドアを付ける事としました。
しかし、アルミ製エクステリアの組立を行う業者に見積をとってみると、普段扱っていないメーカーだという事もあったのですが、非常に高額の見積金額となってしまいました。
頻繁に出入りするならばまだしも、殆んど使われないドアを付ける為に、解体を含まず、新規にアルミ製のベランダと屋根を出入口を含めて設置出来る程の金額となると、流石に考えてしまいます。
今回は、
イタウバという、最近ウッドデッキの材料として注目されている樹種を使ってドアを制作、取付ました。
なかなか良い感じに仕上がりました。
これで、安全に樋の掃除が出来ます。