工事4日目。
雨が降っています。
部材の加工は外になるので、おやすみとする事もありますが、今日は、壁と天井の断熱工事で、外に出なくても良いので、憂鬱ながら作業をします。
壁の入隅部分に受材を取付たり、奥の壁の上部に気密シートを取り付けるのと、気流止めを兼ねる部材を取り付けたり、天井の気密シートの受けを取り付けたりとそんな下地処理をしてから、壁にグラスウールを入れていきます。
壁もAGFのアクリアウール 105mm厚です。
裸のグラスウールでの断熱施工での利点の一つに、省ごみというのがあります。
床や壁、天井に1種類の材料でも施工が出来るので端材が出ても無駄なく使いきる事が出来ます。
新築の場合は、サッシ廻りの隙間に詰めたりするので、現場に納入する量に比べると驚くほど無駄が出ない事が分かるのです。
グラスウールを入れ終わったら、気密シートを張りこんで端部を木材で抑えてから、野縁を組んでいきます。
右の隣室側の壁にも断熱材は入れませんが、気密シートを入れました。
気密を取る事よりも、防湿シートとしての施工です。
使うグラスウールは、ここにもAGFのアクリアウール 105mm厚です。
105mm × 2層にしたかったのですが、垂木が近く2層に出来るのは半分なので1層とします。
ただ、野縁部分を切り込む手間が大変なので、野縁の間に別にスーパーイエローを施工し、床と同じ構成としました。
高性能グラスウールは密度も高いですから、野縁間に施工しても垂れ下がってこないものです。
天井面にも気密シートを施工して4日目が終了です。