さてさて、家電版で好評を得たエコポイントの住宅版エコポイント。
延長されて2011年12月31日までの着工が対象となりましたが、利用が好調で7月31日までの着工と短縮されました。
今更の情報ですけどね。
このエコポイント好調な結果にはなったのですが、政府の狙いは既存住宅の断熱性能の向上だったようです。
しかし、今回のエコポイントの利用は約8割が新築住宅という結果になりました。
ま、それはそれで新築住宅の断熱性能が次世代基準を要求している事を考えると、次世代基準がスタンダードになることに大きく貢献したであろうことは、想像できます。
では、既存住宅をどうするのか。
エコポイントという仕掛けは、家電版でもそうですが一定の効果をあげられます。
ということは、某新聞が報道したようにもしかしたらリフォームに限定したエコポイントのような仕掛けが、新しく施行されるかもしれません。
もうすぐ終了となるエコポイントの対象となるリフォーム工事は、まず窓周りの断熱化か、床壁天井の断熱性能の向上が絶対条件となり、追加として手摺の設置、段差解消、廊下・開口幅の拡大を行うと発行されるポイントが上乗せされます。
また、今年度は追加として節水型便器、太陽熱温水器、断熱型浴槽も同時に行うとポイントが上乗せされます。
さて、今後もしかしたら施行される仕掛けはどういったものになるのでしょうか。
国交省の動向から目が離せません。