今回も造りました。
大工がランバーコアで造る家具です。
以前は、シナランバーコアで造り塗装工事で塗装してもらっていましたが、最近は表面がポリ合板等の化粧合板で出来たランバーコアがありますので、これを使う事も多くなりました。
収納の中の家具はシナで、露出する家具は化粧合板のランバーコアです。
当初の計画では、画面奥の内倒し窓の前に奥様の机を造り付けるだけでしたが、吊戸棚が増え机も延長されてこのようになりました。
吊戸棚の内部は、ステンレスの棚柱を側板に埋込み、可動棚板が3枚づつ入っています。
刻み1日、組立設置1.5日で、そのほかに設計に時間がかかります。
化粧合板のランバーコアは表面に厚めの保護フィルムが貼ってある状態で納品されますから、表面の傷にそれ程気を使わなくても済みます。
また、小口テープはシナやラワンの様な突板ではないので、綺麗に切り落とせて仕上がりが良いのがいいところで、今回は最近の既製品に多いピン角(角の面をとらない)で仕上げました。
扉もランバーコアを使用しています。
時間がなかったために建具屋さんに加工取付を任せました。