関東地方は、例年よりも早い梅雨入り。
ムシムシの季節がやってきましたね。
私の愛車の軽トラは、2年前からエアコンの調子が今一つで必要な時期になるとガスが抜けており使えなくなっています。
昨年も修理をしましたが、今年もガスが漏れており再び修理となりました。
10年位前はエアコンなしで窓全開で、場合によっては手動扇風機(うちわ)片手に運転したものですが、ここ数年の暑さは半端なくエアコンなしではいられません。
今年も、熱中症には気をつけましょう。
さて、手がけていた新築工事も一段落ついたので、今年受験生となった我が子の為に自宅の子供部屋の改修を始めました。
6帖の和室ですが、これを真ん中で仕切り3帖二間にすることとなりました。
そんなに手間はかけられないので、既存部分の壁はそのまま真壁として残しましたが、天井は20cm程度高くしました。
大工の自宅改修は、大抵半端物の在庫を利用しますから今回もフロアは結構カラフルになってしまいましたが、子供たちには概ね好評のようでした。
間仕切りと天井については、やはり半端な在庫の杉と赤松と桧の羽目板を使用しました。杉の羽目板については、木材保護剤で着色してあるものもあったので、ストライプに張りました。
結構、いい感じです。
↑もともとの状態。普通の和室6帖です。
幸いだったのは、長辺の真ん中にに出入口と窓が向い合せにあった事です。
4尺5寸高で6尺巾の窓は、住宅エコポイントを利用してインプラスを付けたのですが、インプラスを撤去、サッシの障子だけを撤去しサッシ枠はそのままにして、木下地を組み中にここのところ頻繁にTVCMが流れている、LIXILのサーモスⅡHの上げ下げ窓を付けました。
この窓は、閉じた状態で上下の障子がツライチで納まっていてすっきり。
また、開ける場合は下の障子を手前に引き上にあげる仕組となっており、ちょっとした雨が降っていても降り込む心配もなく換気が出来るすぐれ物です。
さて、3帖という広さの部屋で天井高さが2.6mに、子供部屋になるのかというと、なるんですね。
天井を高くしたのがポイントです。
多少の使いづらさは否めないのですが、スチール製のロフトベッドを組み、ベッド下に机とタンスを置くとちょうどよい位の狭さの心地よい空間が出来あがりました。
本当はロフトも造作したかったんですが、時間が限られていたので通販で手配しました。
ちなみに、出入口は既存の引違いの硝子障子をそのまま利用としました。
夜起きているかどうかも一目瞭然ですし、開き戸にするにはスペースと使い勝手に難があると判断し引戸のままです。
タイミングが悪く同時に出入りするとぶつかるでしょうが、まぁ、その僅かな可能性よりも使い勝手を秤にかけた結果、そのままとしました。
ただ、隣の戸は鴨居の中に木製のストッパーを入れて、完全に開かない様にしました。
戸を引いた時に、隣で挟まれてしまうのを防ぐ為です。
↑で、こんなふうなプランとしました。
左半分は、天井面から見下ろした状態です。
右半分は、ロフトベッドの下から見下ろした状態です。
現在は、タンスの隣に本棚があります。
上の子のハードカバーも納まる本棚というリクエストだったので、奥行きは最小限の155mm、各段は220mmで4段。
下の子の『ワンピース』は、1段で36巻納まりましたから、144巻まで収納出来ます。
↑展開図です。
ロフトベッドのしたは、頭を下げないとぶつかりますが、慣れると問題無いようです。
ちなみに、採用した照明はベースライト(LED)の為、プルスイッチ(紐)もリモコンもないので、出入口と天井に3路スイッチ(どちらでも点灯、消灯出来る)を付けました。
天井付けの照明の為、ロフトベッドの下は暗くなりがちです。
机にはデスクライトがありますが、要望があればベッドの下面にコンセントから電源を取る小さなベースライトを付けようかと考えています。
自分の部屋ができ、すっかり、入り浸りになった子供たちです。
ちと、寂しいですがプライベートも必要ですからね。