プランを作る上で、気を付けているのは可変性と耐震性を両立するようなシンプルな構造計画と、住む方の模様替えにも対応するようにシンプルな仕上。
忘れがちな収納を充分に設定。
プラン通りに梁を組んでいくと、トイレや浴室廻りの梁は細くなり、将来間取りを変更しようとした場合に、梁の補強が必要になります。
もっと大きなスパンの構造として考えておけば、そんな将来の変化においても対応できるはずです。
部屋の内部は、シンプルが良いと思っています。
住む方のその時々の好みによって、家具や装飾は変化するでしょうから、あまり仕上自体に主張があるものはお勧めしません。
将来、壁の仕上までも含めて、模様替えをコーディネートしたいお客様にはご相談ください。
収納は、必要な場所に必要なだけを心がけています。
3尺の奥行きの押入は、布団を仕舞うのには必要ですが、他の物を仕舞うには奥行きが深すぎたり。
例えば、季節家電(扇風機や温風ヒーター等)は、450mm程度の奥行きがあれば十分収納できます。
また、さまざまな収納部材があるので、布団を入れる押入は中段と枕棚、他の収納の中は枕棚とパイプ位としています。
ご希望とあれば、大工造作の家具を作る事もできますので、御相談ください。
有限会社カトウ工務店 加藤茂貴