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Q-1住宅 / 有限会社 カトウ工務店

地元に根差して40年。高断熱住宅Q-1.0住宅(キューワン住宅)の設計、施工。 翌朝も暖かな家づくりをしています。

Iphoneの部品交換。

**今回は、iphoneの部品交換を自分でやったという話ですが、自分で交換を行う事を推奨している訳ではありません。
部品交換などの修理は、メーカー指定のお店で行いましょう。**


 スマホを使い始めて何年でしょうか。
iphone5Cが最初だったと思いますから、2013年頃から約9年。
まだ、そんなものなのでしょうか。

 その前はガラケー。
ガラケーの最後は何だったろう。
何でも良かったのですよね、電話とメールが出来れば。
なので覚えていないです。

 その後、7、を挟んで11を愛用しています。
14も発売されてそろそろ11もお役目御免かなとも思いますが、この11、昨年(2021年)足場の上の方から落としてしまって画面が割れてしまいました。

 スマホになってから初めての画面割れ。

 ショックでしたね。
取敢えずは、セロハンテープを貼って急場をしのんでいましたが、画面が見辛いので純正部品での交換をしました。
2万円を超える修理代がかかりました。

 東部ワールドスクエアに遊びに行ったとき。
運悪く画面側から落ちて、運悪くそこにあった小さな小さな石に当り、再びの画面割れ。

 ショックでしたね。
8年割らずに使っていたのに、今度は数カ月で割るとは。
もう、いいやと思い近所の眼鏡屋さんに入っているiphone修理専門店に交換を依頼、ついでにバッテリーも交換しました。
併せても1万6千円位だったと思います。

 自宅の机の上にあるプリンター(複合機)の上に山積みされた本の上に中途半端に置いたらずり落ちて、木質フロアに落ちて画面割れ。

 ショックでしたね。
同じスマホで3回目。
もう買換えかと言われているのだろうと思い、調べていて、社外品を使っているiphoneなので期待はしていないですが、下取りはあるかと思ったら当然のようにアウト。
13も14もお高いし。
11の残債もあと数カ月残っているし。
もう、ほんと、いいやと思いネットで画面パーツを取り寄せて、自分で交換する事にしました。

 実の所、2台目の7のバッテリー交換の経験はあるのです。
その作業中にケーブルを切断してしまったので、画面の交換も経験済みなのです。
その7は、ミュージックプレーヤー専用にしようかと思ったのですが、子供のゲーム専用機になって今に至ります。

 ただし、7とは違い社外品のパーツを扱っている所は少なく、交換手順を紹介した動画も少ないというのは、自分で交換する人が減ったという事でしょうね。
中古も程度の良いものが市場にあふれているし、社外品を採用するとアップルのサポートは受けられませんし、下取りも無くなりますし、中古店での買取価格も下がりますし。

 で、交換してみると、7より遥かに簡単というか、ケーブル切断のリスクが低いのでサクサクと交換できました。
動画の中で交換しないバッテリーのケーブルを外すのはなぜかと思って外さずに交換したら画面が映らない。
電源は入っているので画面だけが映らない状況です。
どうしようかと、少しだけ顔面青くなっていた時に、バッテリーのケーブルを外してつなぎ直して見ると無事に復旧し、問題なく復活したのでした。
費用は8千円でした。

 安いかどうかは、リスクを考えると判断付きづらい金額だなと思います。
経験者であれば自分でやってしまうでしょうが、初めてとなると失敗した時の部品の取り寄せに係る時間と費用を考えると二の足を踏んでしまいます。
もしやるのであれば、最初は現役のiphoneではなくて、引退したものを使いましょう。

いやいや、自分でやる事をお薦めはしていません。
むしろ、やらない方がよいですよ。
やるのであれば自己責任で。


 話は違いますが、13年位前に買ったバリカンがあるのですが、ナショナルの。
これは充電池タイプで、コードレスで使えて便利なものでしたが、段々と電池の持ちが悪くなってコードをつないでいないと使えない位になってました。
坊主頭になっていた頃に使っていたので、今は殆んど使っていなかったのですが、コロナになってマスクをするようになると、現場続きの時にはひげを剃るのも面倒で伸ばし放題にしたりします。
5mmくらい伸びると邪魔臭くなってくるのですが、いきなりカミソリで剃るには長すぎるのです。
そんな時、バリカンで刈ると簡単なのです。
しかし、コードが邪魔なので、買い替えるか考えていた所、充電池が手に入るか、交換可能か調べてみましたら、ありました。
交換出来ます。
と言う事で早速取寄せて、交換して無事に延命する事が出来ました。

 コードレスの家電などが増えて、充電池の寿命がそのままその機械の寿命なんて考えがちですが、充電池が基盤に半田付けされていなければ、交換して長く使う事も可能です。
使えるのに、充電池が原因で廃棄してしまうのは地球にやさしくないですね。
スマホの様に、特殊なビスを使っていたり、粘着テープで貼り付けてあったりするものは手を出さない方が良いですが、+や-のビスで留められていいるものは、開けてみるのも良いかもしれません。
今後は、そんな充電池の交換スキルも必要とされるのかも知れません。


 もう一つ、話は違いますが。
我が家のブルーレイプレーヤーは、再生のみのお安いものです。
ブルーレイディスクを再生したいが、録画はしないという事でこの再生機にたどり着きました。
テレビが東芝なので、プレーヤーも東芝にしました。
数千円の機械です。
買って4、5年位ですが、しばらく前からトレイが出てき辛くなって、ついに先日出てこなくなりました。

 とりあえずばらします。

 ディスクが回転する際に、滑ったりしないように挟む部品を外すと、トレイはゴムベルトが伸びてはいますが、問題なく動きますから、どうやらこれが邪魔をしているようです。
磁石が付いているのですが、これが強すぎるようです。
この部品は、トレイの上部にゲートの様に取付いているプラスティックのパーツで、経年変化で恐らく垂れているのだと思われます。
垂れたことで、トレイをイジェクトする際に磁石が上手く離れずに、動かないと。
と言う事は、トレイとの距離が近くなったという事なので、部品の取付部分に適当な厚紙を持って来て挟んでみたらうまく動くようになりました。
良かった、良かった。


 更にもう一つ。
我が家の冷蔵庫は購入して3年位の両開きのタイプです。
向かって左側のドアが巾狭く、ドア同士の隙間を塞ぐ可動式の定木(木製建具職人用語)が、付いています。
この定木は、開けると本体に直角になり、閉めると上部のガイドに従って動いて平行になって、隙間を塞ぐようになっていますが、このガイドが樹脂製で、最初からなんとなく動きが渋かったのですが、先日、上手く作動せずにドアが閉まらなくなりました。

とりあえずばらしません。
観察します。
問題の部分は露出していますから。

本体側に樹脂製のガイドピン、ドア側に受があるのですが、受けが削れてピンがそこに潜り込んで引っかかる状況でした。
ガイドピンは、ビスで止まっていて前後方向に調整できるようになっていますが、高さ方向はできないので、ガイドピンと本体の間に適当な厚紙を持って来て挟んでみたらストレスなく動くようになりました。
良かった、良かった。

 でも、また削れてしまうでしょうからその時は、ドア側のガイド部品の交換になりそうです。
部品が手に入るようなら自分で交換する事になるでしょうw
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基礎廻りの配管。

住宅性能表示を利用してと言うよりも、長期優良住宅を設計すると立ちはだかる壁の一つに設備配管の取り扱いがあります。
要求を達成しようとしつつ、見た目を従来通り配管が見えないように施工しようとすると、難しいのです。

 配管の点検、交換等のメンテナンスが簡単に出来るように求められています。
給水、給湯配管でいうと現在は、さや管と言う被覆管が付いた架橋ポリ配管が主流になっています。
硬いですがホースのような材料なので、昔の塩ビ管や鉄管を使っていた頃の様にエルボやチーズを使って配管していくなんて事はしなくなりました。
ネットワークの配線に似ていまして、ハブがあってそこから1台ずつ機器をつなぐ様なかんじです。
配管の場合は、大元の配管をヘッダーにつないで、必要な数だけ分岐させてそれぞれの水栓につなぎます。
ヘッダーから取り出された配管を途中で分岐する事はしません。
給水給湯共に水圧がかかっているので、勾配という考え方はありませんし、細い管なので割と自由に配管が出来ます。
配管の交換は、さや管を残して中の配管を交換する事で完了する・・といわれています。
その為には極端な曲げや、サドルでの固定に注意する必要があります。

 一方、排水管の場合は、塩ビ管でエルボやチーズを使って配管をしていきます。
排水は重力を使って流すので、流す方向に勾配を付けてあげなければ途中で停滞してしまいます。
1階の設備の殆どは、床下に配管を出しそこから屋外に出しますから、どこかで基礎を通り抜けなければなりません。

 以前は、べた基礎であればスラブに潜り、外周部の捨てコンクリートの上、地面よりも下の土中に出てくるように配管していましたが、これでは将来、配管の更新が出来ない(引き抜けない)ので長期優良住宅では認められていません。
この解決策として、給水管と同じようにさや管というものを配管の外側につけて配管とコンクリートが直接くっつかないようにする方法があります。
内部管に塩ビ管を採用すると、途中でどうしても曲りのジョイントが必要でこれが引っかかりますから、内側が平滑な蛇腹管を採用します。
まぁ、それが排水管用のさや管なのですけど。

 また、基礎の立上り部分を通り抜けることは配管の更新が比較的簡単に出来ると認められているので、さや管を使わず直接塩ビ管を配管出来る為、宅内のスラブ上に配管されて外部に出す方法もあります。
この場合、配管が屋外で露出してしまうので、見た目的には今一つですが、コストが掛からず将来の更新のしやすさ、露出している部分の破損など発見が早い等の利点が挙げられます。
2階のトイレや化粧台の場合は、2階床下で外壁から屋外に出て、縦配管で地面にはいる事が多いです。

 べた基礎の宅内のスラブの高さは、外部の地面から5cm程度高くなっています。
これには理由がありまして、土中の水分は低い方に上がって来る為、必ず宅内を高くする必要があるのです。
そうしないと床下の湿度が高くなって、じめじめで、土台の腐れが発生したり、シロアリを呼んだりしてしまう訳です。

5cmというと十分なような、そうでもないような。
何もなければ充分ですね。
3cmという物件も見たことがあります。

 以前は、建物の周囲にはコンクリートで犬走を作りました。
しかし、この範囲は給排水の配管が埋まっていて、漏水や排水の停滞などが発生した場合、コンクリートを壊して復旧するという手間が発生してしまいます。
また、北側の狭い部分は空き巣などが侵入し易く防犯上心配な部分です。
土などの汚れがつかづ、足音もしない事からあまり好ましくないと言われます。
あとは、コスト。
以上の点から、近年では犬走は打たずに撤去・復旧が簡単な砂利や音が出易い防犯砂利などを敷き込むことが多くなりました。


 先日、お伺いしたお宅は、大雨が降ると床下に水が入ってくるというご相談でした。
水が入って来るのは、台所と洗面所と。

 基礎はべた基礎、外部はお客さんが施工した砂利敷き。
排水管はべた基礎のスラブ上を配管されて外周部を貫通し、屋外に出てからエルボで土中に潜っています。

 べた基礎のスラブは、外周部の地面よりも高くして施工されていた筈です。
しかし、お客さんがご自分で砂利を撒いたことから、地面が高くなってしまい、スラブとの高低差が小さくなり、大雨の時には水たまりが出来てスラブより水位が高くなって浸水したと予想しました。
基礎の屋外側では、排水管のエルボに地面がくっついていましたし。
 施工中に発生する金属製型枠を固定するセパレーターからの浸水も疑いました(ゼロではないでしょう)が、コンクリートのシミを見ると排水管周辺からひろがっているので、ここからの浸水と判断しました。

 購入当時、外周部は土だったようです。

 本来なら土の上に砂利を敷く際には、砂利の厚さ分より少し薄く土を取り除きます。
そうすれば、地面の高さは高くはなりません。
時間が経つと、砂利の隙間に土が入り込んで高さが下がりますので、必要ならば追加で砂利を入れます。
 土を取り除いたら防草シートを敷き込んであげると砂利と土が混ざるがなくなりますので、高さが下がる割合も減ります(配管のメンテナンスも楽)。
ただし、この場合は砂利が落ち着かない(移動して厚さのムラが出来やすく防草シートが露出する事もある)ので10cm程度の厚さで敷き込んであげると良いです。

 最近の建売は、1階の配管が地面の上で基礎を貫通して出てきている物を良く見かけますので、一般的になってきたと思います。
今後増えていくでしょう。
建物周囲に砂利を撒いたり、敷石を置いたりする際には気を付けましょう。

 余談ですが、基礎にくっつけて花壇をつくる方がいますが、これは絶対に止めてください。
配管がなくても、土とコンクリートが接触しており水やりを行うので、コンクリートがずっと湿っている状態となります。
湿ったコンクリートに近い土台の含水量が増えて腐りやすくなります。
また、土と土台(建物本体)の距離が近くなってシロアリの侵入の危険性が非常に高くなります。
建物の周りは、空気が通るように開けておくのが、鉄則です。

有孔板を使った軒裏換気口。

以前、軒裏換気口の話を、恐らく軒裏換気口の話だったと思いますが、きっと脱線して違う話になっているかもしれませんが。

 有孔板を使った小屋裏換気孔を、外装の再塗装の時に塗料で埋まってしまった物件を見つけましたので、画像を上げておきます。
この現場は、ケイカル板の有孔板ではなく合板の有孔板でした。




 有孔板の軒天は↑こんな感じです。
新築の際の塗装でも、気を付けないと問題になりますが、塗替えの際には特に気を付けないとこの穴を塗料で塞いでしまう場合があります。
上の画像をよく見ると、穴が無いところがあったりします。
拡大してみます。


 完全に埋まっている所もありますし、穴が小さくなっている所もあります。
2回、塗替えているそうです。
新耐震基準(昭和56年6月)前の建物で、40年以上経過した建物ですから塗替えが2回と言うのは少ないと言えなくもないですが。

 合板の有孔板は、特に穴が小さいように思います。
ケイカル板の有孔板は、メーカーと生産時期によって穴の大きさや間隔が異なります。
と言う事は、小屋裏の換気量計算をする際に、有孔板の開口率が問題になってくるはずですね。
調べると
チヨダウーテ製は、3.07%
エヌビーエル製は、4.4%~7.8%
あくまでも3x6の大きさ一枚で、下地によって塞がれてしまう部分が無いものとしての開口率。
実際の施工状況によっては、変わってしまうものでしょう。
将来のメンテナンスで塞がる事も鑑みて、余裕を持って設計したいものです。

 軒天換気に有孔板を使う(使われている)場合には、塗装に気を付けないといけないというお話でした。

除湿。

今年の夏、我が家ではエアコンと共に除湿器が大活躍でした。

分かっているようでわかっておらず、湿度は大事と痛感しました。

 除湿器は、コンプレッサー方式が夏の除湿には良くて、エネルギーの消費も少ないです。
他の方式では、吸湿した吸湿材を乾燥させるためにヒーターで温める方式の物もあります。
この方式はエネルギーも使いますが、室温が上がってしまうという夏場にはとても使えない欠点があるのです。

 コンプレッサー方式は、エアコンの室外機のような物で、空気を圧縮して水分を絞りだし、その後解放すると水分の抜けた乾燥した空気に変わっています。
圧縮する時に熱を発生しますが、解放した時には冷たい空気になっていますのでプラスマイナス0。
気温に変化は殆んどありません(機械本体の稼働による発熱はあります)。

 結構な量の水が出ますので、タンク容量は大きな物を選ぶのがお薦めです。
エアコンの設定温度を、1~2度は上げられる筈です。

我が家の換気計画計画、

自宅の低断熱低気密住宅の温熱環境を改善すべく、天井に厚く断熱材を入れたりしてきましたが、換気扇については永らく保留となっています。

 と言うのは、気密もろくに取れていないのに全熱交換式の第一種換気の導入を考えていまして、そのSA(サプライエア。室内への給気。)とRA(リターンエア。室内の排気。)をどういう計画で設置するかと言う事に熟考を重ねているのです。
断熱ラインの内側の配管としますので、天井下に露出配管となり、各部屋へは壁に穴をあける事になりますので、そう簡単に実行に移せないでいるのです。

 通常、第一種換気は各部屋にSAを各部屋に設置して、各部屋から等距離と言うか効率よく回収できそうなところや、換気扇本体で回収したりします。

 しかし、それでは問題が、我が家の場合ですが、あるのです。

 それは、一部屋、とても臭い部屋があるのですw
長男の部屋ですが、臭い。

 もし、SAをこの部屋に設置して、廊下にRAを設置すると、間違いなく臭いが部屋の外に漏れだしてきてしまいます。
部屋の前の廊下にRAであれば、その周辺だけでしょうが、もし、離れたところに設置するしかなければ、長男の部屋から換気扇本体までの経路で臭いがする・・という。
まぁ、換気を始めてしばらく経過すれば、臭いも少なくなるのではないかと思いますが、その他にも臭いのきつい物を部屋に置かれたなら、漏れ出してくることが考えられます。

 そこで考えたのです。

 長男の部屋にRAを設定すれば良いのではと。
また、臭いの話になるとなれば、他の個室も同じですのでそちらにもRAを設定。
それなら、他の部屋やエリアにもRAを設置すれば良いだろうと。
丁度、一般的な計画と逆になります。
イメージ的には、建物の中央にSA、建物の端の方にRAという考え方です。
良いのではないかと。
これでいこうと思っていますが、暑さが段々と納まってきています。
取敢えずは、臭い対策と言う事で。

 第一種換気の場合は、あと2つの経路があります。
それが、OA(アウトサイドエア。外気。)とEA(エキゾーストエア。外気への排気。)です。
 今回は全熱交換ですので、換気扇本体に入ったOAは、RAから熱を受取りSAとなります。
一方熱を渡したRAは、EAとなって屋外へ放出されます。

 この二つの経路は、外気と同じかそれに近い温度なので、原則、断熱されたダクトを使います。
そうしないと、その経路で勝手に熱交換を行ってしまい、結露が発生したりします。

 この二つは短い方が良いのですが、換気扇本体が直接排気するタイプの場合は、どうしても長くなります。
また、OAとEAの外壁に付けるフードは出来る限り離れた位置に取り付けた方が無難です。
近すぎると捨てた空気が屋内に入って来てしまいますから。


 で、自宅の場合ですが、ネックになるのは気密性の低さです。
とりあえず、居住スペースの2階建の2階部分だけで行いたいので、1階と繋がっている階段のあるエリアはトイレを含めて区画する事とします。
トイレへ行くのに扉がひとつ増えるのは面倒ですが、仕方がありません。
因みに換気扇本体は、この階段のある区画内の天井に露出で設置する方向で考えています。
というのは、実験ですから配管が見えた方が良いのと、天井には熱い断熱材を載せたので断熱ラインの内側に配管をしたい(そうしないとすべてが断熱ダクトになってしまう)という理由です。

 気密は、コーキング剤と現場発泡ウレタンと気密テープをもって地道に行うしかありません。


 第一種換気のSAが各室で、RAが中央と言う考え方は、RAから受け取った熱と、外気の新鮮な空気を人がいる各部屋に供給するべきという考え方なのでしょう。
人が常駐しない廊下に、新鮮な空気と回収した熱を供給するのは勿体無いという考え方ですね。
従来の人がいる時、場所を冷暖房する間歇冷暖房が前提の考え方なのだと思います。

 これからの住宅は、本当に省エネな24時間冷暖房の高断熱高気密で、建物内部はどこも同じ室温となります。
どこにSAを置いてもよいのです。

 ま、我が家は低断熱低気密ですけどねw

プロフィール

埼玉県鴻巣市で創業40年。 地域に根差し、お客様にとって最適な工事を提供出来るよう心掛けています。

HN:
加藤茂貴
性別:
男性
趣味:
コンガ、ジャンベ等パーカッション演奏
自己紹介:
会社名称:
 有限会社 カトウ工務店
 (1級建築士事務所併設)
所在:
 埼玉県鴻巣市松原1-20-10
tel/fax:
 048-541-1014 / 541-1017

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