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Q-1住宅 / 有限会社 カトウ工務店

地元に根差して40年。高断熱住宅Q-1.0住宅(キューワン住宅)の設計、施工。 翌朝も暖かな家づくりをしています。

耐震診断の今後。

建築確認の4号特例が縮小されることが決まり、同時に建物に求めらる耐力も変更されます。

 現在、耐震診断では現行法規の基準を、評点1.0としていますが、これも変更されることになるのでしょう。

 昭和56年以降に建てられた現行基準に適合している(はずの)建物も今後は、評点1.0にならない可能性も(現在でもバランスや、劣化状況ではなりませんが)出てきます。

 市町村の耐震診断および耐震補強の補助はどうなるのでしょう。

 現在は、昭和56年より前に建てられた建物、つまりは現行基準に合わない不適格建築物が補助対象となっていますが、今後はその範囲が広がるのでしょうか。
また、新基準にまで耐力を引き上げて新基準に適合する評点1.0を目指すことになるのでしょうか。
注目されるところです。
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お仕事パソコンのお引越しとFAX。

仕事で使っているデスクトップPCのOSが、もうじきサポート終了するwindows8.1で。

 Windows11へのバージョンアップも一応考えましたがハード的に弱いのと(特にグラフィックボード)、使っているCPUがintelのXeonなのですが、このCPUだとWindows11はhomeでもprofessionalでもなくserverというものになってしまうのです。
お高いし。
必要ないし。

 となるとWindows10までしかインストールできません。
10となると、かつて無料でバージョンアップ出来たやつですよ。
当時は新しいOSにはバグが多くて仕事に差し支えてしまったりするかもしれないかもということで、無料バージョンアップは見送りました。
その後、またまた無料バージョンアップで11にできたのは、我が家のほかのPCです。

 しとけばよかった。

 と後悔は先に立たずで、まぁ、今となってはトラブったかどうかもわからないですし、バージョンアップしなかったから問題なく使ってこれたのかもしれませんし。

 というわけで、新しいマシンを入れましょうということにして、物色しました。
かつては自作マシンを組み立てていたこともありましたが、現在はもっぱらDellです。
国内の家電メーカーのパソコンは不要なソフトが入りすぎてて削除するのも面倒ですし、アンインストールするのもリスクがある(と思う)のでBTOパソコンを使います。
特に、今回はグラフィックボードをちょっと良いものを入れたかったので、HPとかも見ましたがDellとなりました。

 国産もよいかなと思って、マツコ・デラックスのCMでお馴染みのマウスコンピューターも覗いてみましたが、ビジネス向けというよりも、個人向けの性能の物しかないので見送りました。
パーツのグレードもDellに比べると少し前という感じですし。

 CPUは使っているソフトの関係で、intel一択。
i5よりは、やはりi7を選びたい。
グラフィックボードは、NVIDIA一択で、GTXよりもRTXにしたいし。
メモリは(後で増やせるとはいっても、コストがかかるから)32GBは最低。
電源は、ブロンズにしたいし。
CPUクーラーは空冷よりも水冷にしたい、、とか。
そんなことを考えて悩んで悩んで。

 で、その条件で絞っていくと、1TBのSSD(ブート) + 1TBのHDD(データ) という構成ですが、変更することはできません。
メインのSSDは良いけど、HDDは手持ちの外付けHDDがあるから要らないし。
BTOなのに、以前に比べると選択できる幅がかなり狭くなっています。

 Dellは定価で販売される事はありません。
時期によってさまざまな割引率のクーポンがあります。
現在は22%オフクーポンでしたが、予算ギリギリだし。
サポートも付けたいのに。
と、ふた月悩んでいたら、30%オフの即納モデルが1週間程度の間出ました。
電源とCPUクーラーが希望にはそぐわなかったけども、お買い得になったので購入しました。

 後日談として、Dellって定価の変動が起こります。
一番初めに見ていた商品と、購入した商品と、現在売られている商品の値段は構成が全く同じでも、皆違います。
クーポンは相変わらず22%offですが、購入金額は高くなっていて、現在の値段では予算内には収まらなくなっています。
商品を選んでカートに保存しておくと、定価の変更があった場合に連絡がありますが、カートの中のデータも書き換えられるので、いくら変わったかは分からないようにしてあるようです。
 タイミングよく30%オフの即納モデルを見つけられて良かったと思います。

 届いてからしばらくは、パソコン仕事のキリが悪いので放置していました。
クリーンインストールもしたかったのですが、面倒ですし、時間もたくさんかかるので今回は、ソースネクストの『おまかせPREMIUM』という引っ越しソフトを使いました。
引っ越しソフトと、パスワードとシリアルナンバーを吸い出すソフト、バックアップソフトがセットになってお買い得(?)の商品で。
本体だけでよいのですが、ついつい、こっちにしてしまいました。

 引っ越しの方法がいろいろ選べてよさそうです。
新旧パソコンをクロスケーブルで繋いで引っ越す方法もありましたが、現在の構成を外付けのHDDにイメージを保存して、新しいパソコンでそのイメージで復元する方法にしました。
とりあえず、仕事が止まらない様に。
 インストールしてイメージを作って・・と思っていたら、セキュリティソフトと認証を必要とするソフトは対象外ということで、アンインストールしたりと前準備に時間がかかったりしましたが、環境を簡単に復元できました。
デスクトップのショートカットもHDD内のフォルダ構成もそのままなので便利です。

 入れ替えて一つだけ使えなくなってしまったのが、STARFAX15というFAXソフト。
ソフト自体がWindows11に対応していないのはわかっていたので、17にバージョンアップしようと思っていたのですが、使っていたFAXモデムカードが、新しいマシンにはPCIスロットがないので使えないことが分かりました。
モデムがないとソフトは使えません。
USBモデムに変えて、ソフトをアップデートするのでもよかったのですが、実は以前、モデムはUSBタイプを使っていたのですが、ドライバーが対応しなくなって今のカードに変えた経緯があります。
USBは使えなくなりそうなので、いやだなぁ。
スロットはなくならないと思っていたのですが、残念です。

 モデムとソフトを合わせて2万円程度・・か。

 そこで、以前からちょっと考えていた、複合機にFAX機能がついているのだから、これを使って送ればよいじゃないかと。
FAXソフトを使っていたので本腰を入れて調べることをしていなかったのですけども、試してみました。

 複合機メーカーが用意しているPCFAXドライバーをインストールしてプリンタとして扱えば良かっただけなんです。
ただ一つ、STARFAXだと送付状だけの送信ができたのですが、複合機の場合、あくまでもプリンターなので文書本体がいるのです。
制作(データ)した文書に送付状が添付できるのが、PCFAXドライバーなのでした。
文書本体のない送付状で済むような内容でも、最低2枚送らなければならないのは不便だなと。

 送付状だけ送るとなると、送付状をワードとかで作ってそれを送る事になるのです。
そうすると、送信先データは手入力になる煩わしさが出てきます。
また、私の使っている送付状はインパクトのある独特なものなのすが、ちらっと見てもうちからというのが分かるものになっています。
 同じ送付状を使いたいので画像としてデザインして、本体がある場合と、送付状だけとでちょっと手間がかかるなあぁというのが印象ですが、とりあえずしばらくは使ってみたいと思います。
 ああ、そうか。
PCFAXの添付する送付状は使わなければ、いいのか。

 それだと、送付状と本体の2回送信しなければならなくなります。
STARFAXだと、様々なソフトで作った書類を一回で送れるので便利だったのですけど。
それを実現するには、一度PDFで出力して、結合して送信するという手間が出てくるのですね。
悪くはないけど、面倒だなぁ。
送ったデータを顧客のフォルダに残せるのは忘れないで便利だなぁ。
STARFAXだと送信履歴から、PDFとして顧客のフォルダへ保存しなきゃいけないから、忘れがちなのです。
送信できなかった時に、STARFAXだと教えてくれないので、送れていなかった事が何度かありました。
PCFAXは送信結果をメールでお知らせしてくれるようです。

 ま、使ってみて慣れるか、慣れないかを見極めてからにしようと思います。

 ほかのソフトに関しては問題なく引っ越しできたようです。
改めてパスワードやシリアルナンバーの入力を求めてくるものもありましたけど。

 快適なのかどうかは、ヘビーな作業はまだしていないのでわかりませんが、しばらくはこのマシンとお付き合いしていくことになります。


今後は、windowsの無料バージョンアップはするようにしようと思います。


 パソコンの本体内部に3.5インチベイが電源ケーブルが配線された状態で1つ開いていたので、古いパソコンのHDDを入れてみました。
古いパソコンのSATAケーブルが短くて50cmケーブルの片側L型を買ってきましたが、HDD側にL型コネクタを挿そうとしたら左右逆じゃないとケース内に収まらなく、仕方なくストレート側をさして、再度カバーを押し込んで収める始末。
とりあえず動くのでこのままとします。
DELLは、ケーブルが特殊なのだと。
片方のソケットに『MB』と書いてあって、おそらくマザーボード側という意味でしょうが、通常のケーブルはどっちのソケットを挿しても使えますが、物理的に干渉して使えないからこういう『MB』という文字が書いてあり、挿す相手を指定していたのですね。
探していないですが、左右逆のケーブルって手に入るのでしょうか。

 ということで、SSD 1TB + HDD 1TB x2というトリプルドライブ構成が出来上がりました。
引っ越しソフトについてきたソフトもあるので、バックアップ用にしようかなと企んでいます。

耐震診断。

昭和56年以前に建てられた木造2階建住宅の耐震診断を依頼されて、潜ってきました。

 計算自体は、PCソフトがやってくれるので図面があれば入力できない事も無いのですが、図面自体が信用できない場合も多いですし、耐震改修まで考えていらっしゃるのであれば、潜って実態を見てしまった方が、より信頼性の高い診断が出来ます。

今回の物件は今は統廃合を繰り返して名称が残っていない会社の建てた住宅ですが、図面はしっかりしていて構造伏図も展開図もありました。
しかし、屋根伏図はなく。
平面図に方位の記載もなく。

 図面をお預かりして、図面上で耐力壁の位置を中心に確認をしていきます。

 ん?
『和室の窓の障子が全て引込になっている。』

 ん?
『引き込む壁に筋交が設定してあるし、戸袋もある。』

 ここ、筋交がどうにか入っていたとしても、効果ない筈。
いや、入らないでしょう。
全部で5カ所も、しかも南側に集中しています。

さて、一体現場はどうなっているのでしょうか。
役に立たない図面なのかもと思いつつ、現場調査当日、該当部分を部屋内部から確認すると筋交が入っているような納まりにはなっていません。
やはり筋かいが不足してしまっているのでしょうか。

 床下に潜ってあちこち確認します。
図面に指示がある場所には筋違が入っています。
件の場所には当然筋かいはありません。

 すると、図面には指示が無いところに筋かいが入っている箇所を見つけました。

どうやら、筋かいを違う場所へ移動して施工してあるようです。
図面の上で、移動先になりそうな場所の見当を付けて探して見ると、ありました。
図面で指示された筋かいの本数と方向は、未確認の2本はありますが、他の状況から判断して間違いなく施工されているだろうと判断しました。

 構造は伏図通りに施工がされてます。

 それでも、基礎は無筋コンクリートで床下点検口の角にひびが発生しています。

 床下も湿度70%位、木材の含水率は20%を下回っており、蟻道の類も腐朽の類もなさそうです。
クレオソートが塗布されている様に見えます。

壁には袋入りGWがなんとなく入っていて、1階の床下には洋室のみGWが垂れ下がっていますが、なんとなく入っています。
天井は無断熱。
・・。

 床の断熱材はあっても無くても影響ないな。

 調査の結果を持ち帰り、計算してみると0.31という評点がはじき出されました。
耐震改修で市の助成金を受ける為には、この評点を1.0にする必要があります。

そちらも検討してみます(耐震設計の範疇になりますが)。

 バランスをとって低減係数を1.0にしてから不足分をどんどん足していきますと、1階の外壁の3/4を剥がして筋かいを45x90の断面に変更し、金物を取付、構造用合板を施工するという内容になりました。
件の和室のサッシは、柱を立てて耐力壁にしなければならないので、7カ所入れ替えになります。
屋内は7カ所の壁の改修が必要です。
2階は、屋内の壁3カ所で外部は不要でした。

 とりあえずはここまでで、お客様に報告をします。
この先は改修工事と言う事になりますので。

 バランスをとって低減係数を1.0にするくらいの改修で、評点が0.6近くになります。
そこで納得するか、あくまでも1.0を目指すか。
それとも、0.8位でとどめるか。
お客様の判断にゆだねる事にします。

 耐震改修は保険と同じなので、どれだけの改修を行えばよいかの判断は難しいところです。
大きな地震が発生する事は間違いないでしょうが、自分の住む土地で震度7が発生するかは分かりません。
また、震度7に見舞われても、現状のままで倒壊に至るかと言う事もまた分からないのです。
また、評点1.0になる耐震改修を行ったとしても、震度7に必ず耐えられるかと言うと、それもまた分からないのです。

 評点1.0と言うのは、現行法規基準相当であるという事を表していますが、現行法規基準で建てられた住宅と同じ耐力があるかと言うと、違います。
現行法規で建てられる住宅の耐力は、構造だけで計算されています。
在来工法であれば、柱と梁、構造体だけのスケルトンの状態で計算します。
耐震改修の場合は、柱と梁、構造体にプラスして、床や内壁、外壁などが仕上げられた状態で計算しています。
なので、現行法規ギリギリの耐力となる両方の住宅でも、床や壁を含まないで計算されている今の建物の方が耐力がある、地震に強いという事になります。

 少なくとも、現行法規、昭和56年以降に建てられた住宅の耐震改修は、バランスを調整してあげるだけでも1.0を達成出来ますから、数カ所の改修で終える事が出来るでしょう。
潜在している耐力は現行法規を満たしている筈だからです。
量は足りているがバランスが悪いのです。
バランスの規定がはっきりと定められる前までの建物は、南側に大きな窓が並べられて、北側に壁が集中していたりして、偏っている事が多いのです。

 気になる方は、一度ご相談ください。

中古住宅の玄関の吹抜け。

玄関ホールが吹き抜けている建売の中古住宅を購入すると、その吹抜けに床を作って納戸等に活用したくなるみたいです。

 一時期、建売住宅で玄関ホールの1坪(2畳、3.3m2)位の吹抜けが流行りました。
海外の邸宅の影響なのですかね、玄関入ると階段があって吹き抜けているという。
アメリカのTVドラマとか映画で良く見かける住宅ですね。
大きくなると、左右の壁にそれぞれ階段があって、とか。

 いずれにしてもそういう住宅の吹抜けは、それなりの広さがあるのです。
1坪位の吹抜けは狭くて高さ方向が視界に納まりきれないので、あまり解放感は感じられず気づかれない事もあるかもしれません。

 実際に生活をしてみると、冬の時期、玄関とそれに続く廊下の寒い事に愕然とする事でしょう。
中古の建売ですから、断熱性能は期待できません。

Q1.0住宅ならそういった心配はありませんけど。
逆に、吹抜けがあった方が上下階の温度差が少なくなりやすいのです。

 最初に購入した方々は、それなりにこの吹抜けに憧れがあったりしますが、中古で購入した方々はそんな事はありません。

『吹抜けは無駄、部屋にしたい』

 そう思う事も多いようで、相談されることがあります。

 リビングなどの吹き抜けに床を作るという話になると、床を受ける梁を入れる事に悩まされます。
それなりの大きな断面の梁を入れなければなりませんし、場合によっては柱をどこかに建てなければならなくなります。
そうなると、床下からの補強も必要になったりするのです。

 しかし、1坪位の吹抜け(柱芯~柱芯寸法が2000以下)であれば、梁を入れずに根太ですみます。

外周もぐるりと胴差と梁が回って言いますから、根太を受ける根太掛けもがっちりと留める事が出来るので、簡単に床を作る事が出来ます。

 出入口の工事や、電気配線等、他に必要な工事が発生してきますが、とりあえず、床を作る事はそう難しくはないというお話でした。

平板スレート。

平板スレートという屋根材。
商品名で言うと、コロニアルの方が通りが良いでしょうか。

ヨーロッパで使われている薄い板状の天然スレート(天然石)をセメント板で模したものです。

かつてはアスベストを添加して補強し、耐久性を高めたもので20年前後の耐久性があると説明していましが、2005年頃にアスベストを添加した製品は生産を終了しました。

 コロニアルは、窯業系サイディングと同じようなつくり方なのでしょうね、オートクレープ養生(高圧高湿)してセメントの結晶化を強固なものにするという方法です。

 兎に角、厚さ5mm程度のセメント板に人が乗っても割れないというのは、アスベスト恐るべしですね。

 アスベストが使えなくなると、他の補強方法をメーカーは模索しましたが、その当時の製品の強度ダウンと言ったら酷いもので、10年も持たずにひび割れてしまうなんて事が多発しました。
現在はアスベストが使えなくなってから20年近く経過していますので、いくらかマシになっている筈ですが、それでもアスベストを使えた頃に比べて同等とはいかないのではないかと思っています。

もともと価格の安さも手伝って、建売を中心に多く採用され、現在も採用件数は多いです。
ただ、他の屋根材に比べると耐用年数が短い事が欠点です。
メーカーは再塗装は不要だという態度であるはずですが、塗装が剥げて苔むしてしまう屋根材は正直みすぼらしくなってしまう為、再塗装を10年程度のサイクルで行う事になり、20年前後でやはり葺き替えやカバー工法を行う必要が出てきてしまうのです。
初期投資は低く抑えられますが、長期的に見るとメンテナンスに費用が掛かってしまう屋根材です。

 住宅では10年、20年という話が良く出てきますが、日常では長い年月と感じますが、建物にしてみれば短いと言えますので、良く考えておかなければなりません。

 カバー工法は通常、金属屋根材を上に重ねて行います。
スレート板の上にスレート板を重ねるという方法もなくもないでしょうが、構造的には全くお薦め出来ません。

 スレート板は設計上、『軽い屋根』という分類で構造設計を行いますが、それ程軽い訳でもなく2重に葺いたら『重い屋根』に分類される瓦屋根と比べても重くなるでしょう。
すなわち、耐力が不足する危険性があるのです。
特にかつての建売の場合、コストダウンが優先されますから、耐力壁も最低限であったり、筋かいのバランス(左右)も考えられていない事も多いのです。
現在の建売のその多くは、外部に構造用合板を張ったりして耐力的には向上していますから、一概に駄目とも言えませんが、いずれにしても初期の設計では『軽い屋根』でされていますから、カバー工法であれば金属屋根材一択と言ってよいでしょう。
新たに載せるので重量増は免れませんが、一番、重量増の巾が小さい(=耐力的に危険度が低い)のです。
 葺き替えと言う選択肢を取る場合は、コストが大きくなりますが、やはり金属屋根にする事で重量減で体力的に有利になります。
スレート板で葺き直すとコストが大きくかかる割に性能的には変化なしで、再び10年後の塗替え、20年後の葺き替えかカバー工法かで選択を迫られるという事になります。

 聞いた話では、アスファルトシングルの採用例が増えているようです。
確か、ステープルで留め付ける屋根材。
軽くて多少の曲面にも対応できる屋根材。
屋根の下葺きにアスファルトルーフィングを敷き込みますが、それに近いものと認識しています。
紙や不織布等にアスファルトを染み込ませて、表面に着色したような屋根材かな?
材料コストが上昇して下がってこないので、コロニアルよりも安価なものに向かったという事になるのだと思います。

プロフィール

埼玉県鴻巣市で創業40年。 地域に根差し、お客様にとって最適な工事を提供出来るよう心掛けています。

HN:
加藤茂貴
性別:
男性
趣味:
コンガ、ジャンベ等パーカッション演奏
自己紹介:
会社名称:
 有限会社 カトウ工務店
 (1級建築士事務所併設)
所在:
 埼玉県鴻巣市松原1-20-10
tel/fax:
 048-541-1014 / 541-1017

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