忍者ブログ

Q-1住宅 / 有限会社 カトウ工務店

地元に根差して40年。高断熱住宅Q-1.0住宅(キューワン住宅)の設計、施工。 翌朝も暖かな家づくりをしています。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

有孔板を使った軒裏換気口。

以前、軒裏換気口の話を、恐らく軒裏換気口の話だったと思いますが、きっと脱線して違う話になっているかもしれませんが。

 有孔板を使った小屋裏換気孔を、外装の再塗装の時に塗料で埋まってしまった物件を見つけましたので、画像を上げておきます。
この現場は、ケイカル板の有孔板ではなく合板の有孔板でした。




 有孔板の軒天は↑こんな感じです。
新築の際の塗装でも、気を付けないと問題になりますが、塗替えの際には特に気を付けないとこの穴を塗料で塞いでしまう場合があります。
上の画像をよく見ると、穴が無いところがあったりします。
拡大してみます。


 完全に埋まっている所もありますし、穴が小さくなっている所もあります。
2回、塗替えているそうです。
新耐震基準(昭和56年6月)前の建物で、40年以上経過した建物ですから塗替えが2回と言うのは少ないと言えなくもないですが。

 合板の有孔板は、特に穴が小さいように思います。
ケイカル板の有孔板は、メーカーと生産時期によって穴の大きさや間隔が異なります。
と言う事は、小屋裏の換気量計算をする際に、有孔板の開口率が問題になってくるはずですね。
調べると
チヨダウーテ製は、3.07%
エヌビーエル製は、4.4%~7.8%
あくまでも3x6の大きさ一枚で、下地によって塞がれてしまう部分が無いものとしての開口率。
実際の施工状況によっては、変わってしまうものでしょう。
将来のメンテナンスで塞がる事も鑑みて、余裕を持って設計したいものです。

 軒天換気に有孔板を使う(使われている)場合には、塗装に気を付けないといけないというお話でした。
PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

プロフィール

埼玉県鴻巣市で創業40年。 地域に根差し、お客様にとって最適な工事を提供出来るよう心掛けています。

HN:
加藤茂貴
性別:
男性
趣味:
コンガ、ジャンベ等パーカッション演奏
自己紹介:
会社名称:
 有限会社 カトウ工務店
 (1級建築士事務所併設)
所在:
 埼玉県鴻巣市松原1-20-10
tel/fax:
 048-541-1014 / 541-1017

フリーエリア