今年の夏は猛暑との事で、自宅の天井裏に断熱材を追加で入れる事としました。
既存は、グラスウールの10k相当の100mmが載せてあります。
なんとなく、載せてあります。
しかし、サーモグラフィーで眺めてみると、載せていない部分と比べて天井の表面温度は1度低くなっています。
10k相当でもそれなりに効果はあるのだなと感心しましたが、なんとなく載せてあるので隙間がある部分は、高温になっています。
今回は、高性能グラスウール16k相当150mmを施工(本当はもっと厚くしたかったのですが、暑すぎて断念)しました。
まず初めに、天井に600角の点検口を取り付けて既存のグラスウールを外壁、間仕切壁の隙間に詰め込んで『通気止め』とします。
そうしてからいよいよグラスウールを載せていきます。
作業自体はカッターナイフ1本持っての単純なものですが、台風一過でまぁ暑いこと暑いこと。
夏にやる作業じゃありませんね。
屋根面に近い軒先はとても暑く、天井への影響も大きいだろうと思い、断熱材も厚く200mにしました。
汗だくになりつつ、どうにかこなして確認すると、大凡3度、表面温度が下がり外壁と同じ位の表面温度になりました。
室内の上下方向での温度分布が改善されている筈です。
普段の生活では冷房の効いた部屋から廊下に出た時に、以前より廊下の温度が低い気がします。
中廊下で日射の影響がなく、天井からの輻射熱量が減少し、部屋からの冷気の影響を受けたからなのでしょう。
子供たちはロフトベットを使っているのですが、天井からの熱が穏やかになったと言っています。
断熱材というと冬のイメージかもしれませんが、夏でも威力を発揮します。
この時期作業するのであれば、早朝か夜間ですね。
昼間にやるもんじゃありません。