3月20日(火)、都内の建築会館ホールにて行われた一般財団法人 建築環境:省エネルギー機構(IBEC)主催の『自立循環型住宅設計講習会 改修版』へ参加してきました。
この自立循環型住宅設計の講習会で配布されるテキスト、『自立循環型型住宅への設計ガイドライン エネルギー消費50%削減を目指す住宅設計』はこの講習会に参加しないと入手できないものです。
これまでに入門編、蒸暑地版、準寒冷地版、温暖地版がありまして、新築対象のテキストでした。
今回は改修版、つまり既存住宅の改修を対象としたガイドラインが出来たのでその初めての講習会でした。
既存住宅用のガイドラインは以前にもあったのですが、断熱・気密の改修方法をまとめてあるだけで省エネルギーの効果については言及されておらず、今回は新築版にある風や光、設備なども含め改修前後と、計画時点での効果の推計方法も含めて盛り込んであります。
高断熱の勉強を始めた頃に、このテキストがどうしても欲しくて秋田まで受講しに行ったことがあります。
まずは、入門編の基本講義を受講しないと、温暖地版やその他の地域の講義が受けられないようになっていましたので、近々の日程で行ける範囲となると秋田の横手まで、有名な横手焼きそば、それも発祥と言われるお店の焼きそばを食すついでに、行ってきたのでした。
その時と、温暖地版と、今回で3回目の自立循環型住宅講習会でした。
改修版の今回は、実際にある建物を現在よりも快適で、省エネなものに改修する為の工法や材料の性能だけではなく、現状調査の方法から改修後の確認調査までをフォローしてありまして、これまでの新築対象のテキスト内容とデータは一緒ですが、内容が異なり、断熱一辺倒な私の頭には、改めてなるほどなと思う所も多々ありまして、良い講習会でした。
家に戻って早速インデックスをペタペタと張りまして、活用していきたいと思います。