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Q-1住宅 / 有限会社 カトウ工務店

地元に根差して40年。高断熱住宅Q-1.0住宅(キューワン住宅)の設計、施工。 翌朝も暖かな家づくりをしています。

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外付けブラインドという選択。

毎日暑い日が続きます。
炎天下での作業は、40分くらいが限界でしょうか。
体温が上昇していくのが分かります。
家の中に入ると、エアコンがうなりをあげて動いて室内を涼しくしようとしています。

 もっと、家の中を涼しくする事は出来ないのでしょうか。

 室内が暑くなるのは、外壁や屋根、窓から熱が入って来るからですが、外壁や屋根には断熱材が入って(いない場合もありますが)いるし、太陽光は遮っているので、外壁側の室内側の壁、天井が温まってしまい熱を放射している状況です。
しかし、壁や天井と比べ物にならないくらい、熱が入って来る部分があります。
それが窓です。

 窓については、太陽光の殆んどがガラスを通り抜け、直接室内に入り込む事により、床や壁が温められて気温が上昇してしまうのです。
どんなガラスでも多少は、反射するのですが、太陽光がもたらす熱量は膨大なので役に立たないと思ってよいのです。
その反面、冬は暖かく過ごせるのですが。

 家の中の気温上昇を防ぐには、太陽光を家の中に入れないように、窓に工夫をする必要があります。
すだれをぶら下げたり、縦掛けたりするのは効果的ですね、通風も期待できますし。
でも、建物のデザインによっては合わない事もありますし、2階の窓などには霧除け等がないとぶら下げる事も出来ませんし、1~2年位で交換でしょうか。
また、明け方や夕方、曇りの日のやや暗い時などは、すだれを退かしたいという場合もあるでしょうが、開けたり閉じたりするのはやや面倒ですね。
取付けるのも年々辛くなってきていませんか?

 西側の窓の雨戸を締め切りにしているお宅を良く目にします。
鋼板ののこぎり状の雨戸は焼けてしまって、室内に輻射熱という形で熱を放出してきますから、効果はありますが涼しさを保つことは難しいと言えます。
輻射熱は空気を直接温める事はしませんが、物質を直接温めますから、雨戸から熱が飛んできている事を感じる事が出来るはずです。
シャッターも同じです。

 内側に窓を付ける方法は断熱性能は飛躍的に上がりますが、太陽熱を取り入れる量は少し減るだけですので、太陽光を遮る事は得意ではありません。

 金属膜を複層ガラスに貼りつけてある遮熱型Low-Eガラスを採用しても、太陽熱は室内に入ってきますから、Low-Eガラスそれだけでは、やはり役不足です。

 昨年は通風が出来る雨戸がよさそうとお薦めしていました。
雨戸に鍵がかかるので、夜内側の窓を開けて通風が出来るのでとても便利です。
ですが、気づきました。
雨戸は、閉めた時に内側に雨風を入れないようにある程度の、密閉した空間になっていますから、雨戸と内側の窓に熱がこもる事があるようです。
また、通風雨戸の開閉具合の調整が内側の窓を開けなければできず、また、操作レバーも動きづらいという欠点があります。

 外部のロールカーテンもお薦めですが、操作するにはやはり窓の開閉が必要です。
ネット状なので通風量が、網戸よりも少ないという事も言えるでしょう。

 今年は、窓の外に付けるブラインドをお薦めします。
外付けブラインドシステム ヴァレーマというドイツ製のものです。
これは電動で、窓の開閉なしに上下や羽根の角度を調整できます。
家の外で太陽光を遮る事はとても大きな効果を得られます。
入って来る太陽光を19%まで減らす事が出来ます。
これにLow-Eガラスを合わせれば、もっと減らす事が出来るでしょう。
この製品は原則、後付なので既存の住宅にも取り付けられます。
出入のある窓には使いづらい商品ですが、窓がないところでも付けられます、例えばベランダまで屋根がかかり柱が建っている場合は、柱の間に取付たり・・。
よしずやすだれだと建物のイメージに合わない、でも夏が暑すぎて・・・なんて方、如何でしょうか。
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プロフィール

埼玉県鴻巣市で創業40年。 地域に根差し、お客様にとって最適な工事を提供出来るよう心掛けています。

HN:
加藤茂貴
性別:
男性
趣味:
コンガ、ジャンベ等パーカッション演奏
自己紹介:
会社名称:
 有限会社 カトウ工務店
 (1級建築士事務所併設)
所在:
 埼玉県鴻巣市松原1-20-10
tel/fax:
 048-541-1014 / 541-1017

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